PUMPS MAINTENANCE プロセスポンプのメンテナンス

プロセスポンプのメンテナンスについて

ポンプとは、原動機の回転する力を利用し、流体を低所から高所へ、また低圧力の流体を高圧力の流体へ上昇させる回転機械です。ポンプは大きく分けて、原動機の力で回転するインペラー、その周りを囲むケーシング、それらを支える軸受という部分に分けられます。ポンプは、水や石油、化学薬品等、あらゆる種類の流体に使用されます。そのため、流体の特性や用途に応じて種類や形も様々となります。一言でポンプのメンテナンスと言っても、製品ごとの知識や技術が要求されます。お客様に安心安全で長くご使用して頂くために、当社は長年培ってきた知識や確かな技術力でメンテナンスを行っています。

プロセスポンプメンテナンスの作業工程

01
分解
当社では、まずメンテナンスを行う前に外観の目視による点検を入念に行います。液漏れや油漏れがないか、不具合に繋がる目立った外傷はないか等、技術者の目で確認します。

次に分解作業を行います。分解することで内部の細かな部品まで精密に検査が行える状態にします。
02
清掃・検査
長期使用により付着した汚れを各部品ごとに清掃します。
液汚れやサビ等が付着してできた堆積物をきれいに落とします。
石油系の流体等は通常、高温状態で移送されますが、常温まで冷めるとポンプ内の流路に固着するため、清掃の際には時間を要する場合もあります。

次に摩耗、欠損、亀裂、変形等がないかを調べるため、目視点検や寸法検査を実施します。また部位によっては非破壊検査(ここでは表面付近の欠陥や割れの有無を調べる検査)も行います。以前の記録と見比べることで、長期使用による摩耗や経年劣化の傾向を確認する事ができ、部品の適正な交換時期の提案にも繋がります。また不具合を発見すると、この段階で部品の交換等を行います。
03
組立
全ての清掃・検査を終えたら、製品の組立および取り付けを行います。その際に、クリアランス(間隙)調整やアライメント(芯出し)調整等を行い、各種調整した記録を取ります。
04
試運転
最後に、全体の動作確認である試運転を行います。運転状態を記録に取り、前回との差異がないか確認します。同時に、液漏れや油漏れがないか、異音や振動が発生していないか入念にチェックします。
問題がなければお客様にご報告の上、引渡しを行い、メンテナンス完了となります。